Power Capture Pro
基本SMPTEカラーバー まずこれを見てください。
波形表示プラグインはこの設定で見てます。
代表してhuffyuv CCIR601範囲のカラーバー
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クリックすると大画面で見れるようになります(予定)。 |
輪郭が結構ぼやけます。また、色ズレも発生し、さらに結構ノイジーです。 SAA7130-TVPCIのほうがまだマシです。 |
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Full Color モード
『アレ』のおかげでコレを使うハメになります。
無圧縮 デフォルト設定 |
huffyuv、YUY2 デフォルト設定 |
明るさ139 コントラスト66 色相128 彩度68 シャープネス0 |
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イイ感じです。 |
無圧縮と比べるといくらか色情報の損失が見えます。でも絵を見ても人間の目では判別できないでしょう。 |
Huffyuv YUY2モードで調整しました。 |
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輝度は全体的に下がり気味ですが、そうである事を知っていればこのままでも問題ない気がします。 |
・・・SAA7130-TVPCIよりもノイジーですね。 |
明るさ139 コントラスト66 |
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バランスとれてますね。さすがに素直です。各色を繋ぐラインが真っ直ぐです。妙な変色がないので優秀です。 |
無圧縮よりノイジー?まぁ、誤差でしょうが。 |
色相128 彩度68 若干緑が強めです。G(gamm)-6の補正をすると丁度良い感じになります。 |
デフォルトでも十分使い物になりますね。というか、デフォルトが色情報を得る事に関して言えば、最高の状態なのでは。
色の忠実さという点ではSAA7130-TVPCIより、はるかに優れてます。
でも、定価3980円と定価108000円(実売7万程度)を考えればコストパーフォーマンスは比べ物になりません。
なお、PCPROを買える予算あるならMTV2000買ったほうが幸せになれます。
ハードウェアMJPEG 1/3圧縮 デコードはCANOPUS Motion JPEG codec (のハズ。ファイル情報に書いてあるから)
本来は、ハードウェア圧縮MJPEGこそが、PCPROの価値の大部分を占めるはずなんですが。『アレ』が。
デフォルト |
明るさ136 コントラスト57 色相128 彩度59 シャープネス0 |
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ふむ。 |
・・・無圧縮のヒストグラムになってました。そらーhuffyuvよりよく見えて当然。 不可逆圧縮なりの結果ですね。それでもかなり頑張ってます。 |
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ふむ。黒が潰れますね。普通に考えれば。だがしかし。 |
明るさ136 コントラスト57 |
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ふむ。なるほど・・・。 |
色相128 彩度59 後で補正するならG(gamm)-7くらいかな。 |
フルカーモードと比較すると、ちょうどPCスケール補正したような雰囲気です。なるほど、これはTV出力向けって事でしょうか。
キャプチャ→CMカット編集→TV出力→ビデオ録画 という使い方が前提なんでしょう。
で、Y値のグラフを見ると、0%ラインを超えても色情報が残ってます。・・・という事は、カノープスのMJPEGコーデックはデコード時にY/C伸張してる感じです。そうでなければ0%ライン以下は消えるハズなので。面白いですね、というか、紛らわしいです。
うーん、デコード時にPIC MJPEG とかを使うとまた違った結果になるかもしれません。
それにしても、HwMJPEGはやっぱ優秀です。色再現力はデコードにCANOPUS
Motion JPEG codecを使えばhuffyuv以上です(もちろんデコードはmsyuv.dllからhuffyuv.dllに変更済み)。・・・不可逆圧縮なりに頑張ってます。って事で。
で、なるほど、と思ったのは、
チップのA/D変換精度が8bitです。そもそもPCスケール範囲まで伸張するには階調の再現力が足りません。
しかし、デコード時にY/C伸張されてる(たぶん)のにPCスケール範囲内のCCIR601範囲で最高の情報を得る感じになってます。ヒストグラムを見ればわかりますが、Huffyuv以上です。つまり、HwMJPEGを展開するCANOPUS
Motion JPEG codecの色補完能力が非常によく出来てるって事です(たぶん)。チップの8bit A/D変換精度のハンデをデコード時に補完してくれてます(たぶん)。
だから、チップのA/D変換精度が原因で再現力が追いつかないCCIR601範囲では、可逆圧縮のhuffyuvは負けてる(雰囲気)なのです。(ヒストグラムが無圧縮のものだったので当然です・・・)。
自分はPCPROを使い始めたとき、HwMJPEGとhuffyuvを比べてhuffyuvだと色褪せて見える感じを受けてました。気のせいかと思ってましたが、気のせいではなかったようです。気のせいでした。
なお、デコード時にY/C伸張されてるのか、という事はあくまで推測なので、実際のところは不明です。
『アレ』さえなければ、わざわざhuffyuvを使う必要ないです。(これはほんとです)。
テロップ欠けさえ無ければ。あまりにも惜しい・・・惜しすぎます。あまりにも無念。これさえなければわざわざhuffyuvでキャプチャしようとは思いません。
テロップ欠けさえ無ければ。この言葉、PCPROを知る人は何回思った事でしょう。
テロップ欠けさえ無ければ。: PCPROを扱う人が必ず口にする言葉。PCPROの枕詞。例)1/3だとテロップ欠けが頻繁に発生しますが、1/7圧縮を使えばほぼ発生しません。
テロップ欠け・・・・・・・・・・・(と、フルカラーモードでのフィールド逆転問題が問題)。
PCPROを使うときって、CANOPUS Motion JPEG codecをハードウェア(だとテロップが欠けるので)ではなく、ソフトウェア圧縮で使えば色に関して言えば無圧縮以上ではないのかな?
圧縮ノイズの有無でトータルすれば無圧縮やhuffyuvに負けるとは思われますが。
それにしても、なんでこんなテロップ欠けを起こすような状態のままで製品にして売りに出したんだろう。
そうそう、後、気になるのは輝度の上限がデフォルト設定では235まで達していない事。Y伸張されて235になります。
これは、DR20000、DRX100、PCPRO、ReelTime等、全てTV出力前提の機器に同じくする所です。
ReelTimeの出力側の問題かと考えましたが、TV放送のカラーバーを外部チューナーからの入力や内部チューナーからD録画してもそういう感じなのでReelTimeの出力の問題ではないと思うのですが。デジタル機材におけるアナログ放送素材の白飛びに対する対策でしょうか。
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